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缶バッジの制作

平和の缶バッジ

「平和のために働く人は幸い」マタイ5章9節

バッジ制作

 被爆70周年記念事業として原爆ホーム別館として行えることはないかと模索している中、ある利用者様より「平和というものを忘れてはならないという気持ちを持っている。全国の誰にも伝えたい原爆」との思いがきかれました。この思いを伝えるひとつの手段としてバッジを作成し、原爆ホームの存在を知ってもらい、ホームから平和といのちの尊さを発信できるのではと考えました。

デザインの一つは職員によるもので、「三ツ山の風景の中に平和の象徴である白い鳩を飛ばしPEACEの文字を入れたもの」もう一つは、被爆体験の語りを準備する中で生まれた利用者様の「トケイソウ」の絵画。ホームに入所されてから思うように動かない体で、一生懸命に取り組みご家族の協力も頂き描いて頂きました。平和を伝えようとして動き出した思い。語り部をしていた友人との別れ、自分の体力や命の時を感じて平和を伝える使命に動き出す一歩として描きあげ、利用者様の決心と思いが詰め込まれている渾身の絵画です。

被爆から70年、戦争体験、被爆体験を風化させないためにも、私達若い世代が、継承・発信していかなけらばならない、新たな「時を刻もう」との思いが込められたバッジです。
 制作した缶バッジ、ストラップは販売し、収益は福島の被災地支援に送ります。

 

 

社会福祉法人純心聖母会
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