施設長あいさつ
ときわ荘は、1974年に創設者シスター江角ヤスによって長崎県下初の軽費老人ホームとして開設されました。設立にあたってシスター江角は、原爆で亡くなった生徒たちの両親および独居生活や原爆手帳を持たない高齢者など、彼らが老後を安らかに過ごせるようなホームであること、また低地であるが、なかみは天国になるように、明るい環境と愛に満ちたホームづくりに取り組みました。設立後はシスター江角の精神に則って、職員と入居者で「緑いっぱい、花いっぱい」にしようと日々、環境づくりに勤しんでいます。 【施設長 有馬 博美】
建物外観
2007年増改築工事が完了し、2009年からご家族のご協力により、約300本のつつじが植えられました。つつじの満開の時期には、例年新緑祭を通してご家族や地域の方々との交流の場を持ち、楽しいひと時を過ごしておりました。残念なことにコロナ感染拡大によりこのところ、新緑祭は実施できておりません。今では４月には約千本のつつじが、色鮮やかに咲き乱れ、私たちに元気を与えてくれます。これからも「すべてのいのちを大切にし、環境保全等に努め 」（Mission③）、「神さまの恵み大自然の恵みの中で、ご利用者が生き生きといのちを輝かせることが出来るように努めてまいります。」（Mission②）
軽費老人ホームときわ荘は、2024年5月1日に創立50周年を迎えました。創立者の精神を振り返り、純心福祉の原点に戻り、「わたしたち一人ひとりが神さまに愛されているかけがえのない存在であることを大切にし」（Vision） 、「カトリックの兄弟愛の精神に基づいて」（理念）、いのちに寄り添い支え合う（Mission①）生活を目指してまいります。
