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恵の丘長崎原爆ホーム(別館)

令和5年度 行事の様子

平和祈願祭(8月9日)
今年も78回目の長崎原爆の日の朝を迎えました。台風6号の接近に伴い、長崎市の平和記念式典も平和公園から出島メッセに会場を移し、総理大臣はじめ来賓の参加を中止して縮小開催される中、原爆ホームでは平和祈願祭を聖堂で開催しました。「平和は長崎から」の歌で始まり、利用者さまと一緒に作った絵を奉献したり、利用者さまの被爆体験を職員が朗読させて頂いたりしました。11時2分の原爆落下時間に合わせて、利用者さまと職員は心を一つに黙とうをささげました。長崎市長の平和宣言をテレビの中継で拝聴したあと、自治会長が原爆ホーム別館の平和宣言を力強い言葉で述べられました。最後は全員で「千羽鶴」を歌って平和祈願祭を締めました。今の平和は決して核兵器の傘の下にいるから維持されているのではなく、平和を希求する多くの被爆者の祈りによって維持されているのだと、改めて感じさせられた一日となりました。
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